オーストラリア訪問ビザ
観光・乗り継ぎ・ビジネスなどで最長3か月の滞在を計画している方で、対象となる45か国の国籍を持つ渡航者については、簡単なオンライン申請を通じてオーストラリアビザ(ETAまたはeVisitorのいずれか)を取得できます。対象外の方、または長期滞在を希望する方は、オーストラリア入国管理局を通じてオーストラリアの訪問ビザを申請してください。
ETA の申請はこちらオーストラリア訪問ビザ(サブクラス600)とは?
eVisitorまたはETAの対象となる45か国の国籍を持つ渡航者は、観光またはビジネスを目的とした短期滞在用のオーストラリアビザをオンラインで申請することができますが、対象国以外のパスポートを持っている方または長期滞在をご希望の方は、訪問ビザを申請することになります。
オーストラリア訪問ビザは、廃止されたオーストラリアの観光ビザ(サブクラス676)に代わるものであり、どの国の人でもオーストラリア入国管理局を通じてオンラインで申請することができます。ただし、ソマリア国籍の方は対面での申請が必須です。
サブクラス600内には、滞在の目的と申請者の国籍に応じていくつかの分類があります。オーストラリア訪問ビザには、1回入国用と複数回入国用があり、オーストラリア入国管理局の担当者がそれぞれの場合に応じて、 3か月、6か月、または12か月の滞在許可を出します。
ビジネスまたは個人的な理由でオーストラリアに頻繁に旅行する中国の方は、頻繁な渡航者用ビザを申請できます。これがあれば、10年の有効期間内なら30日間連続で何度も滞在することができるようになります。
対象者は、申請前に訪問ビザの オーストラリアビザ申請条件を満たす必要があります。これには、オーストラリア入国時点で3か月間以上有効期間が残ったパスポートを所持していることも含まれ、ビザの目的によっては追加の書類提出が必要になる場合があります。
観光目的の訪問ビザ
観光目的の訪問ビザは、ETAまたはeVisitorと同様のビザですが、それらのオンラインビザの申請資格を持たない渡航者を対象としたもので、クルーズの一環として、または家族や友人を訪問するために、休暇中にオーストラリアに滞在する場合に申請できます。
他のサブクラスとは異なり、オーストラリア国内からでも観光用の訪問ビザを申請することができます。オーストラリア国外で申請した場合、3か月、6か月、または12か月の滞在が可能ですが、親がオーストラリアの国籍を持つ場合には、より長い有効期間が付与される場合があります。
国内から申請する場合には、必ず12か月の訪問ビザが付与されます。これは、有効期限が近づいている別のビザを持っている渡航者がもう少し滞在を延長したい時に適した選択肢です。
家族向けの訪問ビザ
オーストラリア国籍や永住権を持つ家族にスポンサーになってもらえる渡航者については、 オーストラリアの家族スポンサー訪問ビザを申請することができます。
このタイプのビザは、オーストラリアに12か月間有効で、家族を訪問したり、休暇を過ごしたり、クルーズの一環としてオーストラリアに入国したりする場合に、利用することができます。 家族向けのオーストラリア訪問ビザでは、それが旅行の主な 目的 でない限り、最長3か月間まで訓練を受けたり学校に通って勉強したりすることもできます。
オーストラリアの家族向けビザを取得するためには、オーストラリアの家族からの招待状を書類として提出 する必要があります。旅行者のスポンサーには、保証 金の支払いを要求される場合もあります。家族がスポンサーにならない場合には、観光用の訪問ビザを申請することができます。
ビジネス目的の訪問ビザ
ビジネス用のオーストラリア訪問ビザがあれば、ETA(イータス)または eVisitorビザの対象とならない渡航者がビジネス目的で短期滞在できます。ただし、就労や商品の販売は認められません。以下のような目的であれば、認められます。
- 一般的な業務や業務上の問い合わせ
- 政府訪問の一環としての活動
- 事業契約の調査または交渉
- 見本市・セミナー・会議などへの出席。(ただし、申請者が主催者から参加報酬をもらわない場合に限る)
ビジネス目的のオーストラリア訪問ビザでは、最長3か月の滞在が可能で、単一入国用または複数回入国用のビザとなります。ビジネス用 訪問ビザの申請をするときや、ビザの承認に関する決定が下されるときには、申請者はオーストラリア国外にいなくてはなりません。
オーストラリアへ渡航する目的が報酬を受け取る仕事である場合や、訪問の主な理由が就学や訓練の受講である場合には、オーストラリア訪問ビザを使うことはできません。別のタイプのオーストラリアビザが必要になります。